主に遺伝などの原因により、男性ホルモン(テストステロン)の影響で薄毛になる、AGA(男性型脱毛症)。
前回のブログでは、AGA・AGA以外の原因を含め、薄毛になりやすい・なりにくい方のお話をさせていただきました。
AGAによる薄毛は、薬以外で防げるのでしょうか?
食生活など、自分でAGAを予防することはできるのでしょうか?
気になるところですよね。
そこで今回は、「ご自身で行える薄毛の予防の仕方」について、ご説明します。
目次
■自分でAGAを防ぐことはできるの?
◎AGAは主に遺伝が原因
結論から、申し上げます。
主に遺伝(男性ホルモンが多い・男性ホルモンの受容体が感じやすい)が原因のため、ご自身でAGAを防ぐのは難しいことがほとんどです。
AGAによる薄毛を改善・予防するには、医療機関での、内服薬によるAGA治療が基本になります。
◎AGA以外の生活環境が原因の薄毛はご自身で予防にアプローチできる可能性も
AGA(遺伝による男性ホルモンの影響)が原因の薄毛は、ご自身では防ぐのは難しいことが多いですが、食生活や喫煙など生活環境が要因となるの薄毛は、ご自身で薄毛の予防にアプローチできる可能性も。
次の項からは、AGA以外の、生活環境によって起こり得る薄毛の予防方法をご紹介します。
■薄毛の予防の仕方(AGA以外の原因の薄毛)
①タンパク質が豊富な食事を摂る
タンパク質が豊富な食事を摂ることで、髪の毛を育てやすくなります。
肉・魚・大豆・卵・乳製品など、意識して、毎日の食生活でタンパク質を採り入れましょう。1日のタンパク質の摂取量は体重1kgにつき、0.7g~1g程度が目安です。
②ストレスを溜めないようにする
ストレスは薄毛の大きな原因の一つです。
ストレスを溜めないようにすることで、ストレスが原因の薄毛を防ぎやすくなります。
とは言うものの、ストレス社会である日本で、まったくストレスを溜めずに生きるのは難しいかもしれません。
日々の生活の中では以下のような点を意識し、なるべくストレスを溜めないようにしましょう。
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物事を深く考えすぎない
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仕事とプライベートを分ける
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自分なりのストレス発散方法を見つける(ギャンブルやお酒はかえってストレスが増えやすいです)
③1日、7時間以上の睡眠を取る
睡眠時間が短いと、髪の毛が育ちにくくなります。
1日、7時間以上の睡眠を取るように心掛けましょう。睡眠の際は、眠る時間に夜22時~午前2時を含めることで、髪の毛の発育に欠かせないホルモンの分泌をうながしやすくなります。
また、睡眠の質を上げるために、眠る30分前は、スマホやパソコンを見ず、部屋の照明を落とすようにしましょう。
④禁煙・禁酒する
タバコに含まれるニコチンは頭皮への血流を阻害し、髪の毛が育ちにくくなるおそれがあります。
タバコのほか、お酒に含まれるアルコールも育毛にはあまり良くありません。アルコールを肝臓で分解する際、髪の毛を育てるのに必要なタンパク質(アミノ酸)を大量に消費してしまうため、髪の毛が育ちにくくなる可能性が。
喫煙・飲酒の習慣があり、薄毛の症状が見られる方は、禁煙・禁酒を心がけましょう。
【薄毛でお悩みの方は、まずは当院までお気軽にご相談ください】
AGA治療は自由診療です。詳しい費用は、HPをご参照ください。
AGA治療では、医師の診断の下、医学的根拠に基づき、厚生労働省認可の内服薬を用いて薄毛の改善を図ります。
市販品などのセルフケアで効果を得られなかった方も、医療機関にて処方の医薬品を用いるAGA治療により、医学的に薄毛の改善にアプローチすることが可能です。
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抜け毛が増えてきた
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髪の毛のボリュームがなくなってきた
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頭の地肌が目立つ
など、薄毛でお悩みの方は、まずは当院までお気軽にご相談ください。初診のご予約はお電話にて受け付けております。